排水ポンプは下水や雨水を処理するために欠かせない装置です。
都市生活を送る現代社会のわたしたちにとって、水の管理は非常に重要なものです。雨水がうまく排水されなかったり、下水が溜まってしまった場合に起こる生活上の不便さは容易に想像できるのではないでしょうか。
開発が進み、宅地化や舗装化が進んだことによって、雨水が地下に浸透しにくい状況になっています。あるいは、都市化によって低い平地に住宅が立ち並ぶようになりました。
そのような状況下では、「内水被害」という状況に陥りやすくなります。これは雨水がうまく川に排水されずに、浸水が生じてしまうことです。
集中豪雨によって浸水被害が生じる地域のニュースがテレビなどで流れるケースも多いものです。いかにもうまく排水を行い、スムーズに雨水、下水を処理することができるかが、わたしたちの生活において非常に重要な意味を持つのです。
そんな水の管理に欠かせないのが排水ポンプです。ポンプといえばわたしたちにもおなじみ、水をくみ出すためになどによく利用されるものです。
エネルギーを液体や気体の圧力・運動エネルギーに変換させることができる機械のことを言います。
その用途や種類は非常に幅広く、多彩な種類のポンプが存在している状況です。
排水ポンプでは「ディフューザ斜流ポンプ」というタイプのポンプを採用していることが多く、内部に案内羽根があり、液体は羽根の吸い込み方向と同じ方向に排出されるという特徴があります。
雨水や下水を処理するための排水ポンプを多数要した「排水ポンプ場」というものが全国各地に存在します。これは河川の水位の上昇によって氾濫や浸水の恐れが生じた際、水門を閉じるなどして対策をとります。その際、水門をはさんだ両側の水位の差を調節するために活躍するのが排水ポンプ場です。
また、下水道にも排水ポンプは随所に設置されています。地下道やトンネルなどの湧き水やたまり水にも排水ポンプが使われるます。
わたしたちの生活で見かけることが多いのは浄化槽の排水用に使われるものかもしれません。
さまざまな用途で使用されるとあって、排水ポンプのサイズもさまざまです。ポンプ場で使用されるような大規模なものから、浄化槽で使用される小型のものまで。形状、性能ともに多彩なタイプが存在している状況です。
わたしたちの生活には欠かせない排水ポンプ。日ごろあまり縁のないものですが、見えないところで活躍してくれているものなのです。
| 排水ポンプでの処理トップへ |